こんにちは。はんだ付け職人の大堀です。

前回は皆様に私のはんだ付け体験をお話致しましたが、はんだ付け技術自体はとても古い技術で古代ローマ時代の水道管では管の接続にはんだ付けを行っていた痕跡を見ることができます。紀元前の大昔にです。もしかすると古代ローマ人は宇宙人だったのかも知れませんね?(ムーの読みすぎ?)

現代では電子技術全ての根幹にあるコアな技術であると言っても過言ではありません。
しかしながら、あまりよく知られていないのも事実です。

簡単に言うとはんだ付けは科学反応なのですが、その科学反応を起こすための条件を作り出さないと本当のはんだ付け技術を得ることは難しいと思います。

しかも、理論に基づいた説明を受けること無く、なんとなくやって来ているのが今のはんだ付けではないでしょうか?
よくわからないから難しく感じてしまって、出来上がりもイマイチといった感じで終わってしまっているのではないでしょうか?

これではダメだとわかっているけど、どうしてよいのかがわからない。。。
少し詳しそうな方に聞いても、しっかりとした答えが返ってこない。

そんなお悩みに一条の光を射したのが「作る はんだ付け(初級)教材」です。

https://godhanda.co.jp/handa-syokyu/

前回のブログで私の失敗談を絡めて紹介いたしましたが、また違った実体験の方法もあります。はんだには大きく分けて2種類あります。「共晶はんだ」と「鉛フリーはんだ」なのですが、この違いを教材で体験することもできるのです。

全く同じ教材を使用して、はんだの種類を換えて作業すると誰も知らなかったような事に気づいたりすることができます。

ただし、注意して頂きたいのは本当にはんだ付けにお悩みの方向けです。

はんだ付けを(本当に)初めて始められる方は、
是非「鉛フリーはんだ」を使用した学習を行ってください。
「作る はんだ付け教材(初級)」は鉛フリーはんだ使用を前提としています。

理由は、初めての方が「共晶はんだ」から始められると、はんだ付け技術の習得が遠回りになるからです。はんだ付けの理論を初めからしっかり学習すれば何も問題ありませんので「鉛フリーはんだ」の使用をお勧めいたします。大切な時間を無駄なく活用しましょう。

また反対に、はんだ付けの初心者ではないが現在はんだ付けに関して悩んでおられる方には「共晶はんだ」を使用してみると知見が広がりますのでお勧めです。

普段からやっているけど「鉛フリーはんだ」の扱いが難しいと悩まれている方も、本教材で理論を学んでから実際に作業すると、必ず理解度が深まるはずです。

なぜかと言うと、既に頭の中には理論(学習)によって完成形の概念が出来上がっていますので、あとは具現化(製作)するだけのことですから。
頭の中に無いものは想像すらできませんよね。だからこそ知識は重要なのです。

それともう一つ。

はんだ付けの「良い」「悪い」が自分で判断できること。
これが一番大切な事です。

この判断ができないからよくわからない。だから教えることもできない。そしてだれもわからない。負のスパイラルが始まるとそこから脱出することが非常に困難であることは容易に理解できます。

この様な渦中に、または入口でお困りの方には「作る はんだ付け教材(初級)」を使って、はんだ付け技術を学習してみてください。必ずや解決の糸口を見つけることができるはずです!教材を設計した我々が自信をもってお勧めいたします。
ご質問をお待ちしています。