こんにちは、はんだ付け職人です。

本日は、新しく発売させていただくDVD
「はんだ付け検定 実技試験対策Ver2」のご紹介です。

実は、このDVDは、遠くてなかなか講習会に参加出来ない
方のために、自社内で講習、検定ができるように
DVDによる実技講習ができないか? という目的の元
開発したものです。

new実技ジャケット











ここ数年、全国のポリテクセンターや滋賀の協会・各種法人様内での
はんだ付け講習を精力的に行って参りました。

そこでお聞きする多くのお客様の声を元に、

実際のはんだ付けの勘どころ、コツを
わかりやすく伝えるには、どうすればいいか?

試行錯誤を重ねて参りました。

そして、講習の際に頂いた多くの質問を分析し
新しい動画や解説を加えて改善を重ね
ここにようやく完成しましたので 皆様にご紹介させて頂きます。


従来は、上手に作業しているところを映像で
観ていただいて、真似をしていただくことで
技術を習得していただく形でしたが、

「なぜ、この部分にコテ先を当てるのか?」
「この動作には、どういった意味があるのか?」

といった解説に焦点を当てています。


中身を一部ご紹介しますと・・

QFPやSOP、1005チップなどの微細な実装をする際には、
「部品に見合った細いハンダゴテ、コテ先を選択すべきだ」
と勘違いされている方が、大多数です。

しかし、実際には基板からも熱を奪われるので
細いコテ先では十分な熱量を供給することができません。

そこで、3Cや4Cの太いコテ先を使って
QFPやSOP、1005チップなどの微細部品を
はんだ付けするのが正解なのですが、

溶けたはんだの温度を適温に保つには
どうすればいいのか?

太いコテ先で、はんだ量をコントロールするには
表面張力の活用がカギになるのですが、
具体的にどうすればいいのか?

といった、今まで熟練者、エキスパートが、経験上無意識に
行っていた動作を科学的に解説しています。

また、微細な実装では、端子が小さいだけに、
どうしてもはんだ量が多くなりがちで、
フィレットを形成するのに苦慮されている方が多いです。

はんだ量のコントロール、修正の方法についても
詳しくわかりやすい解説を行っています。


原版編集時から 販売用が出来上がるまでの約2ヶ月間 
協会セミナールームにて
はんだ付け検定1級を受講された皆様に、
このDVDに収録されている動画をご覧頂いて講習を行いましたが、
明らかに理解度が深まっています。

その結果 無駄な作業・間違った作業が激減し
作業時間が大幅に短縮され 時間内に作業を終了することにより
合格率が高くなりました。


QFPのはんだ付けが、一発で決まったときの
驚きの顔、喜びの表情を是非、はんだ付け指導を担当している
皆様にも共有していただきたいです。

各地・各法人様での数多くの講習により
作業者が手間取ってしまう条件例を数多く積み上げて 分析したことにより
完成した 自信作です。

ぜひご活用ください。


販売はこちらから
//www.noseseiki.com/dvd/011.html

※また、旧バージョンのDVD実技編(黄色いパッケージ)
 を過去にご購入いただいた方には、
 バージョンアップ版(差額だけでご購入いただけます)
 をご用意いたしました。
 ぜひ、ご活用ください。
//handatsuke.com/SHOP/4103021.html

では、明るいはんだ付けを!