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※こちらの記事は2008年12月8日に公開した記事をリニューアルしたものです

 

片側のメモリしか認識せず、メモリスロットのハンダ割れのようです

…とご依頼を頂いたので
早速顕微鏡とピンセットで確認したところハンダが割れており
ピンがグラグラになっている箇所を発見しました。

ハンダ割れは顕微鏡でも確認が難しい(見えにくい)ので
ピンセット等でピンをつまんでみるとわかりやすいです。


コテ先が当たりそうな周囲にマスキングをしっかりして
全体的にハンダ量が少ないので足していきます。


この際フラックスを使用する事になるのですが、

今回のように本体に基板がついたままの状態で修理するときは

フラックスを含んだ洗浄液がスルーホールを伝って裏面へ流れてしまうと
除去するのが難しいので流れ込んでしまわないように注意しながら使います。



ハンダが溶けにくい(馴染みにくい)場合は家庭用のドライヤー等で
熱を加えてみてください。写真(下段)のようにハンダ量が増え
フラックスも除去され、しっかり馴染んでいます。

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