こんにちは。
はんだ付け職人の大堀です。
旧車の幅を広げて4輪のみならず2輪のご依頼を頂いた中で、
今回はHONDAの「アフリカツイン」をご紹介いたします!
80年代後半のバブルの時代、パリダカで有名になった2輪のホンダ市販モデルです。
(ウィキペディア様から拝借させて頂きました。これはパリダカ出場車です)
なのですが、もう30年以上前のバイクになりますので電装品の動作が徐々に怪しくなってきます。
大体の原因は電解コンデンサの寿命によるものですが、中でも電解液が漏れて基板のパターンを腐食させていたり、他の部品を腐食させていると復活率も変動してしまいます。
そのため修繕費用にも差が出ますので、一概に金額をお出しすることができません。
現物を確認するまで個々の状態が分からないのと、経過年数に差がある為、全て一品物の世界となります。
まさに、お茶の世界観「一期一会」とでも言いましょうか。。。
大量生産品ではありますが現存する数も減り、保守部品も無くなり、
が、しかし愛着が時と共に増し、調子が少し悪くても味として使い続けてしまう。
旧車にはこんな哀愁が漂っていますよね。(あくまでも私感ですが)
お問合せの際にオーナー様の気持ちがヒシヒシと伝わってくるのが分かります。
「(※なんとしてでも)この先も乗り続けたいので(※是非直して)みてほしい!」
(※)内は言葉には出ていませんが心の声が聞こえた文言です。
本当に無理な場合(焼損が酷いとか)もありますが、我々は個々に向き合い最善を尽くさせて頂きたいと思っています。
旧車好きあるあるですが、
車の声が聞こえるようにオーナー様が話される一瞬が私は好きです。
この度も無事に復活してお礼のお言葉を頂きました。
(ピンク色の文字が頂いたコメントです)
お疲れ様です。
(↑はい、防水対策がされていない状態であればCDIも修繕作業可能です)
こちらこそ、弊社にご依頼頂きありがとうございました。
お言葉を励みにして日々精進して参ります。
何かお困り(車の声が聞こえた)際には是非ご相談下さい。
スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
こちらに以前からのブログもあります。
費用に関してですが全て一点ものですので現物を拝見するまで正直言ってわかりません。
(およそ、10,000~20,000円程のご予算は必要になると思われます)