※こちらの記事は2015年6月30日に公開した記事をリニューアルしたものです

 

 

皆様ご無沙汰しております。はんだ付け職人です。

ゴッドはんだでははんだ付けに関係するご依頼や質問にお応えしています。
難易度の高い依頼はもちろんですが、例え些細な作業でも受け付けております。
敷居が高いような気がする方も居られるかもしれませんが・・・決してそんなことはありません。

今回ご紹介するのはそんな一例かも知れません。

小さな頃に見た特撮ヒーロー物というと男性なら誰もが一度は見ているかと思うのですが、
小さい頃の思い出や憧れから大人になってもグッズを集めている方が居られます。

少々脱線しますが、私が学生時代尊敬していた(今もですが)
ゲームデザイナーの小島秀夫氏(メタルギアシリーズなど)も仮面ライダーの大ファンとのこと。

ズバリ今回の例は

仮面ライダー555(平成ライダー4作目)のサイガドライバーのLED打ち換えです。


ご依頼者様がある程度分解を済ませてくださったのでサクサク作業が進みます。
基板もシンプルで砲弾型LEDを極性を間違わないように曲げて切ってはんだ付け。

依頼者様によればyoutubeの動画がご依頼のきっかけとのこと。

動画の光り方を参考にサクサク行こう・・・・って

CIMG0680



アンテナ部分は5mm球で側面は3mm球でした・・・。
部品をご用意される方はご注意ください。
写真の赤マジックでマークしている側がアノード(+極)です。
一部基板のシルク印刷が見切れてなくなっていますのでご注意を。
一般の方は開けないし基板のシルク印刷が見切れていても無問題なんでしょうけど・・・
メーカーさん手抜きはイカンですよ。最悪回路をたどればわかるんですがね。

CIMG0682



指が写ってしまって申し訳ないのですが角度的に仕方なく・・・
側面は上下から照らす仕様ですね。こちらも打ち替えます。
LEDの総数は5mm1個、3mm4個の計5箇所。

完成の写真もあるにはあったのですが・・・
撮影が下手過ぎて没にしました。すみません。

 

LED打ち換えの色選び


個人的な意見としてなのですが、
電源3V(単三2個直列)で青色は少々厳しいような気もします。
特に玩具に限らず、LEDの電流調整を抵抗器で済ませているメーカーさんが多いのです。
抵抗器ということはエネルギーのムダが多いわけで。まぁ微々たるものでしょうけれど。
オレンジ球は大体1.8~3Vに調整するのですが、青球は2.7~3.4Vに調整します。
正直ギリギリの数字です。
なので抵抗器をCRD(定電流ダイオード)に変えたほうがよりしっかりと光るかもしれません。
回路的にどうなっているか解析したわけではないので確証はありませんが・・・。
抵抗をCRDに変えたからといって壊れはしないと思うのですが・・・。
LEDよりCRDの方が価格がやや高いのと
作業的にも工程が増えるため費用が倍です。


調べてみるとおもちゃとは言え一部プレミアが付いているものもあるようで・・・
下手な冒険をお客様におすすめはできなかったのでLEDのみの交換になりました。
印象としてはこれで十分かなと思う程度には光りました。
日中に光っているのが分かるレベルです。これ以上はきびしいのかな?

ご依頼者様からもご満足いただけたようで作業した本人としても嬉しい限り。

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