オーディオ用に使用するはんだについては、
「銀入りが良い」「銀入りはダメだ」「昔の鉛入り共晶はんだが良い」
など諸説があります。

私、個人的にはデジタルではなく昔のアナログオーディオの音が好きで
オークションで、古いオーディオを購入して使用しています。
おそらくハイレゾ音源などに比べると、音域は狭いのかもしれませんが
まろやかな音の方が長時間聞いていても癒されるからでしょうか。

※今から30年前くらいのオーディオを使ってます。

自作ダチョウの卵スピーカー

トリオLS-202とサンスイAu-D607F(サブシステム)

ビクターSX-511とサンスイのアンプ(現在のメイン)

自作スピーカーやケーブルなどにも、鉛入りの共晶はんだを使っています。

はんだ付け箇所の表面に、鉛フリーはんだに特有のスズの結晶が現れて
白くなると、高音部の音の波形が乱れるとの説もありますが、
音については、個人の好みがありますので、

どれが良いとは一概には言えないですね。

15年ほど前に「オーディオ用 銀入りはんだについて」
記事を書かせていただいてますが、当時は部品のメッキが
ROHS対応になってないものが多く、

鉛フリーはんだで悩む方も多くていろんな要素がごちゃ混ぜになっていた
時期だったと思います。

当時は鉛フリーはんだも安くて3600円/kgで買えたんですが、
今では、7000~10000円くらいしますから、
ずいぶん変わりました。

 

※以下 2005年5月12日の記事

 

「オーディオ用銀入り半田」について・・

ですが これは 半田付け製造業で言うところの
Pbフリー半田の中の SnAgCu(スズギンドウ)半田のことですね
Pbフリー半田の中では 一番信頼性が高いものですが
銀が使用してあるために 高価なものになっています・・
1Kg当たり 3600円~ 程度でしょうか・・

どうやら 環境に配慮して 家電の分野にはいる
オーディオの世界では 「オーディオ用銀入り半田」として
売られているようなのですが
これは いかにも誤解を生みそうな ネーミングですね・・
いや・・ 上手だと思います・・
 
最近 「オーディオ用銀入り半田」についてこういう質問を受けました・・
『 品質に問題がある製品があるそうですが、実際はどうなのでしょうか?』

これは おそらく半田が問題なのではなく
使っている部品のメッキとの関係で 信頼性が落ちることを指しています
実は 電子部品のメッキは まだPbフリーに対応できていないものが
多く これを混ぜて使用すると 著しく信頼性が落ちます

一般的に 
部品の端子などが共晶半田メッキされているものに     
Pbフリー半田を 使用すると 正しい合金層が 形成されず
著しく信頼性が 落ちます

従って メーカーでは 共晶の半田コテと Pbフリーの半田コテは
厳格に区分して 使い分けています
( 区分しないと 半田が 微量ではあるけれども 混ざるため・・)

しかし Pbフリー対応メッキに  共晶半田は  ○
という構図があり

とりあえず 共晶半田を使っていれば 安全・・
という 図式が成り立ちます

だからといって 共晶ハンダを 薦めるわけではなく
環境に配慮して Pbフリー半田を使うことは 尊いことだと思います


 でも・・わたしも オーディオの趣味がありますが
現状使うならば 共晶半田を使用します・・
 
 何故かと言うと 現状では まだ量産品で極最近の 部品にしか
Pbフリー対応のメッキが施されていないからです・・
真空管や レアな部品では 間違いなく 昔のメッキが施されているでしょう・・

 マニアの方は この辺のことを理解されていないと せっかくの
自作オーディオが・・ 心配ですね・・