私、ボロボロなのに ン十万円もするジーンズとか、
高額のレプリカジーンズとかに、今まで興味が無く、
ユニクロで購入する人だったんですが、

このたび、ひょんな縁で、同じ滋賀県東近江市にある「フォーティーナイナーズ」
の社長と知り合いまして、熱き思いを聞くうち、
本物のジーンズを注文してしまいました。

フォーティーナイナーズHP

まあ、何がすごいかって簡単に言うと、

1:昔、ジーンズが作られた頃のミシンを見つけ出して
 動くようにし修理して、昔の文献を調べて実際に使ってしまうこと。

2:生地や糸、リベットなんかも昔のまんまのものを探し出して、
 同じ材料にとことんこだわっていること。

3:1本のジーンズを縫うのに、14台もの昔の専用ミシンを使用していること。
  (まだ、社長一人しか使えないらしい・・)

4:昔のジーンズの製法を、プレミアムジーンズを自分たちで解体して
  解明していること。(3000万円もするものもあるらしい・・)

5:こうして出来上がったジーンズは、レプリカではなくて
  まさしく「ホンマモノ」

・・てことなんですが、文章では上手く伝えるのが難しい・・


私には、わかりませんが、ここのジーンズをさりげなく街中で履いていても

マニアが見ると
「なんじゃあ!こりゃあ!」
と驚愕するジーンズである・・そうです。

※海外にも居るでしょうね、マニアが・・

まだ、社長一人しかミシンを扱えないので、1日に2,3本しか
作れないそうですが、

本日、3/18(水)に NHKの「オウミ610」でも取り上げられる
そうなので、これからブレイクする予感・・


はんだ付けには関係ない記事ですが、斜陽産業だと言われる
縫製業界において、こんな面白いことをやってる会社が
同じ地元にあることが誇らしくて、紹介させていただきました。

中庭・・

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メンテナンスを終え稼動を待つ古いミシンたち・・

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ベースのミシン・・下のボビンが半回転しかしないので裏糸が綺麗・・らしい

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ベルトループを留めるミシン・・なんとカムで動きを制御している

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ほつれを留めるミシン・・やったかな?

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縫ってるところ・・

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小中氏・・この人が社長・・

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手折りで、フリーハンドで、正確にまっすぐ縫ってしまう・・この技を伝えねば・・

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ガラスに金を埋め込んだ、こだわりのロゴマーク

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