こんにちは、はんだ付け職人です。

先週の19、20日と東京に出張に行ってきました。
目的は、「インターネプコン」と「はんだづけカフェの訪問」
「秋葉原の視察」です。

はんだづけカフェはマスコミで取り上げられたことも多く、
ご存知の方も多いでしょうが、
はんだづけのできるスペースと道具を無料で貸し出しされている
稀有なオープン・スペースです。

カフェと言ってもお茶は出ません。
//k.d.cbz.jp/t/7a06/a0e0ncu07ij9utntnm
はんだづけしなくても、勉強しててもいいし
おしゃべりしててもいい気軽な場所です。

OPENしてまだ1年足らずですが
そのコンセプトが気になって、前から訪れたいと思っておりました。

場所は秋葉原の繁華街の外れにある、中学校の廃校の中にあります。
廃校と聞いて、古い木造の床の抜けそうな校舎をイメージしていましたが、
写真のように、とってもキレイ。
//k.d.cbz.jp/t/7a06/a0e0ocu07ij9utntnm
現在は、この校舎「3331 Arts Chiyoda」と言いまして
主に芸術関係の方が入居されております。

玄関も明るいガラス張りで、オブジェが並んでおります。
でも、校舎のイメージは残っておりまして
廊下を歩くとなにやら懐かしい気持ちになります。

はんだづけカフェは3階にありまして、
途中、真っ赤な部屋があって「ドックン、ドックン・・」と
鼓動音が響いておりました。

教室のドアを開けますと、写真のように
一部、黒板や生徒用の椅子や机がそのまま使われており
懐かしい雰囲気。

ここで、代表の金本さん、カフェ担当の安井さんと2時間ほど
話し込んでしまいました。

ここでの話の内容は主に、
はんだ付け教育がいかに不足しているか?と
誤解の多さ、
はんだづけ道具がいかに誤った常識の元、販売されているか?

電子工作に対する潜在的需要はもっとあるだろうに
まだまだ啓蒙が足りないなあ・・
というお話でした。

楽しい時間はあっというまに過ぎて、
秋葉原の見所を教えていただきカフェを後にしました。

僭越ながら、拙書とDVDを献本してまいりましたので
カフェを訪れた方は、活用ください。


その後、秋葉原に繰り出し、はんだ付け道具の販売状況を視察してきました。

(メイド喫茶に入る勇気はありませんでした・・
 「お帰りなさい!」と言われた自分を想像するのが・・)

予想通り、田舎のホームセンターと同じ状況です。
秋葉原がこの状態では、はんだづけを取り巻く環境は
まだまだ誤った常識が支配しそうです。

今回の出張で、ひとつやりたいことが見つかりました。

自由にはんだづけの勉強や、はんだ付け作業のできる
はんだづけカフェのような場所を
たくさん作りたい・・という夢です。

まずは滋賀の片田舎から・・

では、明るいはんだ付けを!