8・4 ⑤






















再び4連オーディオメーターです。LEDの球切れでは…?と いうことでしたが分解してみるとまったく別の理由でした。詳しくは…↓

8・4 ④





















まずは分解!と思って早速出鼻をくじかれました…。全てのビスを外してもビクともしません。  『?』
よく見てみるとホットボンドでがっちり固定されています。しかも全面にたっぷり…(写真の黒いヤツです)

『どないしたもんかなぁ?』 とにかくホットボンドを取らなくてはいけませんが、専門的な剥離剤もなく、無理やり引き剥がすと部品まで取れそうな感じです。ドライヤーの使用も考えましたがLED が特殊な形状だったのと、この作業後も再利用する事を考慮して負担がかかるリスクがあるので却下です。
(写真↑パネルとLEDが一体型です。このような特殊なLED は交換できません)

ではどないしたか?HAKKO851という表面実装用チップ部品の除去、局部加熱作業に使用する器具を使いました。(分かりやすく説明するとペン型のノズルから温風が噴き出すものです)これならドライヤーよりもピンポイントで温風があてられるので他の部品にダメージを与える心配もありません。

地道に少し温風を当ててやわらかくなったところを ピンセットでほじる という作業の繰り返しでした。きれいに取れてくれたので作業開始です。

とはいっても こんな特殊なLEDは交換できないし他にどこか原因があるのか…?
基板をまじまじと見てみると、どうやらバキっと折れてしまって回路が断線してしまい修復した箇所がありました(写真↑)何だか危ない感じと怪しい感じだったので修復しました。その他にも気になる箇所が幾つかあったので修正して掃除をしてもう一度点灯チェックです、『おっ!』

8・4 ⑥




















きれいに点灯しています。どうやら不具合は断線した回路を修復した跡にあったようです。ハンダ過多によるショートが原因だったのでは?と思います。とにかく無事に点灯してよかったです…