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※こちらの記事は2009年7月31日に公開した記事をリニューアルしたものです

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自動車(レクサス)の部品ということですが…

今回のLEDは特殊な形状でハンダコテでは取外しができません。
リード2本と反対側に大きく1箇所、
写真では分かりませんがLEDを裏返すとT字型にハンダ面がありました。
(取り外しの時点では未確認でしたがおそらく…といった感じで作業を進めました)

7.31 ②






















このLEDを取り外し、写真下の小さい銅張積層板へ移植するというのが今回の作業です。

まず取り外したいところですが、ハンダ付け部分が3点あります。
しかも1点はかなりの面積を使ってハンダ付けをされているので
コテ2本を使った取り外しはできません。
(ちなみに人数が2人いてコテ3本を使っても取り外せないと思います…。)

そして、取り外したLED 、基板共に再度利用するということで、
ハンダが熔けなくてもコテ先温度を300℃以上に設定できません。

というわけで低温ハンダを使って取り外しに挑戦しました。
が…低温ハンダが大きなハンダ面(T字型)の奥までまわってくれず取り外せません。


試行錯誤した結果

7・31 ①


















とても困ったんですが、最終的にホットプレートを使用しました。
もちろん家庭用ではなく、温度調節機能がついたものです。
設定温度を280℃、基板もLEDも安全な温度です。
ここで低温ハンダとの複合技、
低温ハンダを3極に多めに盛っておき専用フラックスを塗布します。
しばらく放置しておき、ピンセットでLEDをさわると

 動いた~!! 

無事取り外しとハンダ付けができました!


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