この記事は、2009年 03月11日の投稿記事をリニューアルしたものです。

 

コンデンサの足がクリンチしてる場合

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今回は全てのコンデンサを交換するのですが、コンデンサの
リード線がクリンチ(折り曲げてある状態)してハンダ付けされていたので
DIP槽を使用せず、ハンダ吸い取り線を使ってコンデンサを外していきます

DIP槽を使用してのオペアンプ交換

また、オペアンプはDIP槽を使用して取り外しました。
ここで注意したいのはDIP槽を使用する際、かなりテンポよく
作業をしないと熱破壊されてグンニャリ曲がってしまうということです…。

こういった部品は熱に大変弱いので注意しなくてはいけません。



オペアンプ3・11






















無事 オペアンプの交換が完了したら コンデンサ交換です。

ハンダ吸い取り線でハンダを吸い取ってからリード線の両極を
触れるくらいの太目のハンダコテでリード線を2本同時に暖めて
外していきました。


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完成です。両方きれいにつきましたね.。゚+.(・∀・)゚+.゚

お客様の声

☆お客様よりうれしいメールをいただきました。
 紹介させていただきます。(ありがとうございました)

より高音質なヘッドホンアンプが欲しい。オペアンプによる音の違いを知りたい
。などなど、好奇心や遊び心が生じやすい性格なのかもしれません。新しくてよ
り良いモノを買うか、それとも既存のモノを改良するのかは悩むところです。改
良したくても技術と道具がなく、危険な領域に足を踏み入れないといけません。
それに、古い製品は新しく購入したほうが逆に経済的なメリットが得られる場合
もあります。しかし、新製品の購入には価格に応じた満足感が絶対に得られると
いう保証はありません。それに不用品を出してしまうことは環境への配慮が欠落
しているようで、なんだか気が引ける思いでした。そこではんだ職人様のHPを見
つけて、これは改良のチャンスだと意気込みました(笑)。お金はたとえ借金であ
ったとしても、人がいなくなれば消えてなくなります。でも不燃ゴミはいつまで
も残ってしまう…。経済的な支出で環境に配慮した対応を心がける。これからの
人間にはそういう発想が大切になのかもしれないなぁ…、はんだ付けのサービス
からはそのようなメッセージが感じられました。
 結果として、HPAの改良は私にとっては嬉しい変化をもたらしてくれました。コ
ンデンサーはオーディオ用に変えましたが、音の解像度と力強さが増したのでし
ょうか、今までに感じていた物足りなさが解消されてより高級な機器の音に近づ
いた印象です。オペアンプの交換はまだこれからですが、ソケットに乗せ換えて
もらえたので大変楽になりました。材料自体は安価なので、何でメーカーさんは
最初からこうしてくれなかったのだろうかと不思議になります。余計な機能がな
く、コンパクトで可能な限り高性能な製品が好きなのですが、まさにそのような
モノになって愛着が湧いてきました。
 この作業は素人の私では時間がかかります。がんばって勉強してもう良いので
すが、はんだ付けは私が思うよりもずっと奥が深いことが予測されます。それに
今後一生に数回有るか無いかという作業にあまり時間を費やしたくなかったです
。リスクを避けて安心を得るためにも、はんだ職人様にお願いして本当に良かっ
たと思っています。プロの技術に感謝です。

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