この記事は、2009年 3月21日の投稿記事をリニューアルしたものです。

 

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コンデンサの液漏れ


コンデンサの液漏れです。【液漏れいがいで怪しいと思う箇所を含めて15箇所を】
ということですので ハンダ噴流槽を使って交換していきます。

apple社のロジックボードはコンデンサとかなり近い間隔でチップ部品やその他部品が
付いています。しかも、コンデンサの片足リードがグランド面につながっており
熱が逃げてしまいやすい箇所があるので 噴流槽を長めに使用します。

マスキングをかなりしっかりしておかないとマスキングの隙間から噴流するハンダが
入り込んでしまい、チップ部品が持っていかれたりしてしまいます。

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ハンダ噴流槽とハンダゴテ使用


そこで、下から噴流槽、上からはハンダコテで少量の糸ハンダを供給してやり、
スルーホールに詰まったハンダを熔かし、素早くコンデンサを抜き
新しいものと交換していきます。(極性に注意します。あわてて逆に付けると
2度手間です…)

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こうして15箇所の交換は完了しました。あまりにも液漏れがひどい、気になる
という時は 全てを同時に交換したほうがいいですね。
全てのコンデンサが確実におかしくなるというわけではないですが、次回の交換時の
目安になります。(大切に使う事を考えるとまた交換することもあるかもしれませんね)


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