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※こちらの記事は2009年3月3日に公開した記事をリニューアルしたものです

 

o○o。.★.☆今回もメモリスロットのハンダ割れ手術です。.。o○o。.★

さて、以前の手術アップの際に話題に出てきた

「オーケーインターナショナルさんの高周波ハンダゴテMX5020」

を使用してみます。


高周波はんだごて とは? 

こちらをご参照ください。

 

この高周波ハンダコテはコテ先とヒーターが一体式になっているので

「コテ先を交換することによって温度が変化する」という 
従来のハンダコテとはずいぶん違う構造になっています。

ということは、
従来の面倒なコテ先温度の管理=コテ先温度計を使用して定期的に温度を計測する 
といった作業が省略できるので便利ですね。(その分価格はお高いようです…)


このハンダコテの利点は極細のコテ先の先の先まで熱がしっかり伝わる事です。

 

 

メモリスロット手術ではピン間のピッチが非常に狭いので
コテ先はとても細いタイプを使用します。
ところが細いコテ先では母材全体に熱が行き渡らずハンダが熔けないので 
ホットエアーやドライヤーで不足した熱を補っていたのです。


こうして写真の手術前(ハンダ量がとても少ないですね)
→手術後(パターンとピンがしっかり付いています)のようにハンダがしっかり馴染んでいます。
今回の手術も無事成功しました(o^∇^o)


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