355a543a.jpgこんにちは、はんだ付け職人です

先週、1/29(木)は東京ビッグサイトのインターネプコンに
行って来ました。さすがに、世相を反映してなのか来場者は見た目に
例年の半分程度でしたね。

おかげで、各ブースをゆっくり2度回ることができました。
ハンダゴテについては、各メーカーさん共に、鉛フリーハンダに
対応するべく高出力、コンパクト化という相矛盾する条件を追及され
ており、それぞれ完成度を高めておられました。

温調付きの鉛フリーハンダ対応ハンダコテでは、おそらくどこの
メーカーさんのハンダゴテをとっても、遜色なくハンダ付けできる
レベルにまで上がってきています。

私は、ノートPCのマザーボードを持って各ブースを回っておりまして
「これは?」と思えるハンダコテがあれば片っ端から試してみました。

ただし、私の求める条件は特殊な場合ですので、これで上手くいかなかった
からといってそのハンダゴテが悪いわけではありません。
(ノートPCの増設用メモリスロットを裏の小蓋を開けるだけで手術できる
 ハンダゴテを探していました。結構いやな客です・・)

思い出すままに書いてみます。

☆HAKKOさん
FX-888というカラフルなステーション型ハンダゴテが出ていました。
HAKKO936の後継モデルで、見た目1/3くらいのコンパクトさになって
いました。ステーションとコテ台のデザインをシャープのアクオスをデザイン
された方がされているそうで、ハンダゴテらしからぬ斬新なデザインでした。

//k.d.cbz.jp/t/7a06/8019rqv0xeu9qh1uir

コテ先の形状などは936そのままですが、コテ先の素材が変更されている
そうで、熱伝導がより改良されています。コテ先の値段がそのままなのと
本体の価格も据え置きなのでコストパフォーマンスは一番でしょう。
今後、ハンダゴテセットの上級モデルを考えるとなると888はいいですね。


☆日本ボンコートさん
「極」きわみ という新型ハンダゴテを出展されていました。特徴は
無茶軽いということと、コードがしなやかなので使いやすいことですね。
コテ先の交換もネジナットを使わないワンタッチ式です。

//k.d.cbz.jp/t/7a06/8019sqv0xeu9qh1uir

コテ先は、一見ヒーターと一体になっているカートリッジ式か?と
思いましたが、分離できるようになっていましたから、コテ先の値段も
抑えられているのだと思います。


☆オーケーインターナショナルさん
高周波ハンダゴテで一度このメルマガで紹介したことがあるのですが
現状では熱供給効率は最強ですね。

//k.d.cbz.jp/t/7a06/8019tqv0xeu9qh1uir
(まだHP掲載されていません)

今回、私の特殊な条件にマッチするハンダゴテがここにありました。
MX5020という極細のハンダゴテです。コテ先とヒーターが一体に
なったカートリッジ部の太さはφ4mm程度しかありません。なのに
とんがったコテ先の先端部にまで熱がよく伝わります。このハンダゴテに
関しては熱容量の概念が当てはまらないかもしれません。まだ、価格は
未定だそうですが8万円程度になるとのこと「ひえ~っ!」と飛び上がり
ましたが、デモ機は一番に貸してもらえるように頼んできました。
コテ先もちょっと、お高くなりそうです。

☆日本ゲスコ(Waller)
実は、今までじっくり使ったことなかったんですが、今回かなりじっくり
見せていただきました。驚いたのはヒーターにニクロムヒーターが使われ
ているということです。

//k.d.cbz.jp/t/7a06/8019uqv0xeu9qh1uir

ヒーター部には熱伝導率高いの銀が大きく使われており、蓄熱部にお金が
掛かっています。この蓄熱部にコテ先の先端部だけが平面で密着して熱を
伝える方式なので、交換チップがコテ先の先端部だけとなります。
ニクロム線だからこそできることを追求した構造ですね。蓄熱部の考え方に
いたく感銘を受けました。

ハンダゴテについてはざっとこんなところです。


では、明るいハンダ付けを!