6e6d35d3.jpgバード電子の吸煙器【TB-1】のインプレッションです。

箱を空けた時の第一印象は 「 わっ!ちっちゃいなあ・・」
というオドロキでした。80mm角のサイコロ型をしております。
予想はしていたものの 本当に小さいです。

バード電子の社長さんの話によりますと 出回っている市販品にどうしても
満足できないため、
「趣味的に作ってWEBショップだけで細々と販売している・・」とのこと

使用の用途は フィルター的な要素、性能はほとんど期待はしておらず
ハンダ付けの際上がる煙を、直接吸い込まないための 【煙飛ばし】
だと考たほうが良いです。

したがって、部屋自体の換気は必要です。

80mm角という小ささが吉と出て ハンダの対象物にほとんど
くっつけるほど 接近して置くことが可能です。

煙の吸い込み能力は、20cmの距離なら すーっと煙りが気持ちよく
吸い込まれていくのが良く見えます。

現在使用中の 【ケムパー MOK-111】と比較してみましたが
吸い込み能力に 差はまったくありませんでした。

うちのハンダ付け職人さんは気に入って この2日間ずっと使っております。
耐久性などは もう少し使わないとわかりませんが

価格的にもう少し安ければ、今後この【TB-1】に乗り換えていっても
いいな・・と思わせる製品でした。

量産すると もっと価格を安く出来るそうなのですが、今後の
活躍を期待いたしましょう。


☆追加 フィルタの取り付け

かなり吸引力が落ちますね。
距離にして10cmくらいまでしか引けないようです。
やはり フィルタなしで煙飛ばしと考えたほうが良いようです。

☆ さらに追加

ダクトを排気部分から引いた場合、
吸引力はどのように変わるでしょうか?
ダクトを窓などから屋外にひいて、排気を屋外に放出することができたら・・・と。

☆ ダクトの実験

試しにφ10cmのダクトを1.5mつないでみました。
明らかに 吸引力は落ちます。

20cmの距離でひけていた煙が 15cmくらいまでしかひけません。

空気といっても粘性があるので 長いダクトだとかなり抵抗になるようです。
窓の外からもファンなどで ひいてやらないと苦しいと思います。

これはどんな吸煙器でも一緒ですね。