タイトルをご覧いただいても、何のことかさっぱりわからない
かもしれません。
 
こちらに hugolabさんという方が詳しい記事をUPされています。
 
簡単に言うとAppleのMacBook Proが 
頻繁にクラッシュして OSが壊れてしまう症状だそうで、
 

MacBook Pro(Mid 2010)では、結構有名な故障のようです。

 
解決策としてマザーボード上の
330μV,2Vのタンタルコンデンサを取り外して、
セラミックコンデンサ330μV,4V(極性なし)に交換すると
治る例が紹介されています。
※コンデンサ交換を行いましたが、3時間ほど作業を進めると、再度、症状が発生した物もあります。
 症状が改善されない場合がございますので、十分にご検討下さい。
 
※画像もhugolabさんのブログからお借りしました。
 
正直、半信半疑で「極性を無くしても大丈夫なのかな?」と
思いましたが、ダメもとで!とのお客様の承諾をいただき
実行しました。
 
結果、本当に治ったそうで私どもの手柄ではないのですが
下記のような過分なお褒めをいただきました。
ありがとうございます。
 
————————–お客様の声—————————————————
大変お世話になります。
日曜日に送り出した基盤が水曜日の午前中にはコンデンサの交換を終えて無事納品されました。
仕事の早さに驚いています。
そして、たった今、再組みを完了し、愛機MacBook Proは見事一発で蘇りました!
これまで起動時にKarnel Panicを何度も起こし、立ち上がるまでリセットを
繰り返していたのが嘘のようで、かなり感動しています。
半田付けを拡大撮影してみると、溶接部が美しく形成されており、
ゴッドはんださんに頼んだのは大正解でした。
どうもありがとうございました。
——————————ここまで————————————-
 
この情報を開示してくださった
hugolabさんに改めて感謝いたします。
 
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その後、高分子タイプのこのコンデンサを使う方が良いという情報を得ました。


なぜこれが良いのか???
ちょっと調べてみました。

簡単に言うと、激しい電圧変動やリップル、
ノイズに対して静電容量が安定しているので、
電源ラインの平滑用途に最適なのだそうです。

村田製作所様の資料によると、
リップルの吸収、電源電圧の平滑化、電圧変動の抑制、
ICから出る高周波ノイズの除去に優れているとのこと。

どんなに高機能な機器でも、
電源が不安定になっては性能をフルに発揮することができません。
小さな部品ですがとても大きな働きをしています。
(はんだ付けも同様かも知れませんね)



★☆★☆★ Macbook pro 17 の場合(2021.05.18)★☆★☆★

最近のご依頼でMacbook pro 17の場合、高分子コンデンサが大きすぎて実装できない事がわかりました。

この場合は積層セラミックコンデンサ330uFを2個交換実装となります。
速報まで。