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☆ご質問

先日、DVD『半田付け講座』を送って頂きました
DVDの内容は色々参考になり、大変満足しております。

私の仕事は電子回路設計が中心のため、
半田付けは簡単な試作やデバッグくらいしか経験が有りません。
また、半田付けも正式な講習を受けたことも無く
自己流でやってきました。
そのような訳で、今回のDVDは大変参考になりました。

ところで、DVDの中で時々「顕微鏡で作業をしてます」
とテロップが出てきますが、
具体的には、どのような顕微鏡を使われているのでしょうか。
差し支えなければ、教えていただけますか。
今までは、簡単な拡大鏡(4倍程度)でやってました。
なお、使用部品は0.5mmピッチのIC、1608のチップ部品までの
細かさです。

☆回答

メールありがとうございます
野瀬@はんだ付け職人です

顕微鏡の件ですが 実体顕微鏡の10~20倍のものを使っています。
メーカーはカートンといいまして WEBでも購入できますが
出入りの工具屋さんがあれば そのほうが安いかもしれません。
//www.dsz.jp/jit.html

基板が大きい場合など ステージに乗らず作業が難しくなるので
なるべく大きなステージのものを選ばれたほうがいいと思います。
MS4582  DSZ-44PF
MS4703  DSZT-44DBF (写真のものです)
などを使っています。

参考までに・・

また何かあればお気軽にお尋ねください

***************2021.5.18追記**************************
現在の作業環境

2021年の作業環境

現在、実態顕微鏡はオリンパスのSZ61を全員使用しています。
視野が広く、倍率が6.7~40倍というのが非常に使いやすいです。

ハンダゴテも高周波、窒素ガス、GOOT製など、対象物に応じて
マッチするものを選択して使用しています。