※こちらの記事は2009年3月3日に公開した記事をリニューアルしたものです

 

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☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚……依頼内容…


VAIO PCG-77V/BPを使用しております。
購入後まもなく起動しなくなることが多発し、
調べたところメモリを1枚しか認識していないことがわかりました。
認識しない方のメモリをはずすと問題なく使用できたので、
256MB1枚で使用しているのですが、
やはり動きが遅くメモリを増設したいと思い、
修理方法を検索していたところ、このHPにたどりつきました。
早速調べてみた所2箇所グラグラするところが確認できました。
メモリを押さえつけて起動させると一旦2枚とも認識しましたが、
その後フリーズしてしまいました

…゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆

といった症状です。

 

 

メモリスロットのハンダ割れです。

写真の 「手術前」の状態を見てみるとハンダ量が極端に少ない事が分かります。
普通に使用するだけなら問題は無いのでしょうが
スロット部分は増設メモリの抜き差しを行うので負荷がかかりやすい箇所です。
ハンダ量があまりにも少ないと「割れ・ヒビ」がはいってしまいます。


今回の手術は本体ごとなので、

患部付近にしっかりマスキングをしてからハンダ付けをしていきます。

 

通常 弊社のハンダ付け職人は
「HAKKO FX-951」や「BONKOTE PC118TN]というハンダコテを使用しています。
が、1/29(木)に東京ビッグサイトのインターネプコンに行ってきた際に見たハンダコテ 

★オーケーインターナショナルさんの高周波ハンダゴテ★
のデモ機をお借りする事ができたので早速使ってみたいと思います…。

MX5020という極細のハンダゴテです。
コテ先とヒーターが一体になったカートリッジ部の太さはφ4mm程度しかありません。
なのにとんがったコテ先の先端部にまで熱がよく伝わります。
これなら従来は本体ごとのメモリスロット修理で患部をドライヤー等で温めて母材の温度を上げたりしていましたが 
その手間なしでハンダがスッと馴染んでくれました。


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