「充電用のUSBコネクタが基板から取れてしまった・・」という修理のご依頼、お問い合わせを
よくいただきます。
その中で、弊社では修理できないタイプのUSBコネクタがございますので、
こちらへ紹介しておきます。
データー送信と電力供給が1本で可能なことから、最近デバイスに使われることが
多くなってきた「USB Type-C」というコネクタなのですが、
こんな楕円型の形状をしたコネクタを差し込むメス側のコネクタです。
基板に実装されているコネクタはこんな形状をしています。
このコネクタは、コネクタの真下(真裏)に電極があり、
ハンダゴテが使えません。
こうした表面実装型のコネクタが基板から取れる場合は、たいてい基板のパターンが剥離してしまうのですが、
パターンの剥離を修復した後に、コネクタをはんだ付けすることが出来ません。
リフロー炉を使ってはんだ付けすれば、はんだ付けは出来るかもしれませんが、
基板全体を炉で加熱する必要があり、デバイスの状態に組み上げられてる製品を
リフロー炉に入れることは他の部分を破壊してしまう可能性が高くなります。
(修復したパターンも壊れてしまう)
「USB Type-C」コネクタは弊社では修理することできませんのでご容赦ください。
「USB microB」や
「USB 3.0/3.1/3.2」
「USB miniB」
などのコネクタは修理できることがほとんどです。
参考にしてください。