😀弊社は、難易度の高い微細部品のはんだ付け等のご依頼を承っておりますが、
はんだ付けを学び、習得されるための教育教材の開発・販売もおこなっております。
長らくご利用頂いております教育用「DVDはんだ付け講座」に加え
はんだ付けの実習に利用される 練習用の教材も多くの企業様にご利用頂いております。
本日は、昨年度最も多く購入頂きました
コネクタ・ケーブルはんだ付け教材をご紹介いたします。
【ラグ板リード線はんだ付け教材】
はんだ付けの考え方・ポイントを学ぶには絶好の教材です。
初心者の方はもちろん、 今一度基礎固めをされたい上級者まで
はんだ付けの社内教育の際にご利用頂いております。
例えばラグ版へのリード線はんだ付けは、一見するとリード線をラグ端子に
適当に巻き付けてはんだ付けを行う、非常に簡単な教材に見えるかと思います。
しかし、はんだ付けの正しい基礎知識を学んでいない方には、
オーバーヒートや熱不足を起こしやすい非常に難しい教材になります。
ラグ端子へリード線を「カラゲ」る際には、リードの芯線をしっかりネジっておかないと
はんだが毛細管現象でリード線に浸透するのに時間が掛かるため、
リード全体にはんだが浸透するまで加熱すると、
フラックスが蒸発して活性化が終了してしまって
オーバーヒートを引き起こします。
また、ラグ端子へのカラゲも同様に、端子に密着して巻き付けないと
リード線が端子から浮いて熱が伝わらず、同じようにはんだがリード線に浸透するのに
時間が掛かってしまうため、オーバーヒートの原因となります。
他にも、ハンダゴテの形状の選定、糸はんだの太さ、コテ先の当て方、
コテ先を当てる場所、糸はんだの供給ポイント、コテ先を離すタイミングなど。
はんだ付けの接合原理を考えると、多くのチェックポイントがあります。
このラグ端子のはんだ付けをキレイに仕上げるだけでも
多くの気づきと学びがあります。
【Dsubコネクタ・ケーブルはんだ付け教材】
もう一方のDsubコネクタは、はんだ付け工程の自動化が難しいこともあり、
出張講習の依頼が多い教材のひとつとなります。
こうしたケーブルのはんだ付けでは、リード線への予備はんだが重要なポイントになります。
予備はんだの工程では、リード線にしっかりはんだを浸透させておく必要がありますが、
見様見真似で形だけ真似たやり方では、リード線にはんだが付着しているだけで、
はんだが馴染んでおらず、それが原因ではんだ付け不良を引き起こします。
コネクタへはんだ付けする工程では取り返しがつかない為、
正しいやり方で予備はんだを行う必要があります。また、コネクタのカップ端子にはんだ付けする際は、
ハンダゴテの形状の選定、糸はんだの太さ、コテ先の当て方、
コテ先を当てる場所、糸はんだの供給ポイント、コテ先を離すタイミングなど
重要なポイントがあります。
これらが揃うことで、適切なはんだ量、適切な熱量を与えることが出来て
良好なフィレットが形成されます。
これらの教材で写真のようなフィレットを形成することが出来るようになれば、
他の大型コネクタやスイッチ端子など、さまざまなリード線、ケーブル、コネクタ類の
はんだ付けに対する備えは万全となります。
【ソフトウエア はんだ付け教材】
弊社では、ハードウエアとなるはんだ付けの実技教材だけではなく、
上記の実技教材をはんだ付けする上で、必要となる「はんだ付けの正しい基礎知識」
さらに上記の実技教材を実際にはんだ付けを行いながら解説を行う動画を
ソフトウエアとして提供しております。
書籍版はんだ付け講座
(※Amazonでも好評発売中)
良品見本を参考に 取り組んで頂けます。
(JIS規格 レベルCの精度ではんだ付け)
良品見本は 肉眼だけではなく 顕微鏡で確認して頂くと
より求められる精度を理解して頂くことができます。
商品紹介 はんだ付け教育教材 はんだ付け実技教材 | 2024.09.25
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