はんだ付けの技術向上を目指す方々へ向けた、実技教育に最適なDVDをご紹介します。
この記事の終わりには、指導者に必要なスキルと知識についても触れています。

まずは 実技作業の様子を動画でわかりやすく解説するDVDのご紹介です。

「現場で役立つ 最新はんだ付けテクニックと応用技術」

を通じて、はんだ付けの基本から応用まで、動画でわかりやすく解説します。
なぜコテ先の平らな面をランドに当てるのか、といった基本的な疑問から、
理想的なはんだ付け状態、熱不足やオーバーヒートによる不具合、
微細部品の実装のコツなど、豊富な内容をカバーしています。



レ 良品、不良品の見分け方
レ 理想的なはんだ付け状態
レ 不良が発生した時の原因解析
  (熱不足、オーバーヒート、部品の濡れ、はんだ量の過不足)

レ 表面実装部品実装時の大原則
レ はんだ付け溶融部を約250℃にコントロールする考え方
レ 微細部品の1005チップやQFPを実装するコツ・ポイント 
レ はんだ量コントロール
レ コテ先の形状の選び方
レ 糸はんだの太さの選び方
レ コテ先の当て方
レ 糸はんだの供給ポイント、供給のタイミング
レ コネクタはんだ付けの予備はんだ
レ 大多数の方がはんだ付けしやすいコネクタはんだ付けの方法 など

代表的な電子部品のはんだ付けに役立つ内容になっています。
動画ならではの はんだが融ける様子なども解説と共に拡大して詳しく観て頂けます。


コンテンツのご紹介

DISK1 (58分)
1:コテ先のメンテナンス
2:ラグ端子へのリード線はんだ付け
3:Dサブコネクタへのリード線はんだ付け
4:3216チップの実装
5:SOP(表面実装IC)の実装

DISK2 (87分)
1:ダイオードブリッジ表面実装
2:QFPの実装
3:1005,1608、デジトラの実装
4:ディップICの実装
5:リード部品(ダイオード、抵抗、コンデンサ)の実装

DVD内で使用している部品は すべてはんだ付け検定の公式検定用部材です。
視聴頂くことにより 検定試験対策もばっちりです!



基板実装はんだ付け教材


コネクタ・ケーブル教材

DVDのさらに詳しい情報・サンプル動画はこちらから!

指導者に求められるスキルと知識:

はんだ付けの指導を成功させるためには、指導者の知識とスキルが非常に重要です。
DVD視聴後、指導者ははんだ付けされた部材の品質を評価し、的確なフィードバックを
提供することが必要です。

これには以下の能力が求められます:

  • はんだ付けの品質を正しく評価できる
  • 適切な工具(はんだごて、コテ先など)の選定とメンテナンス方法を理解している
  • 部材に適した作業条件(コテサキ温度、フラックスの使用等)を理論に基づいて説明できる
  • 不具合の原因を特定し、適切な改善策を提案できる
  • 不具合品のリペア方法を指導できる

 

追加情報:

NPO日本はんだ付け協会では、はんだ付けの講習や検定を提供しており、
指導前にはんだ付けの正しい方法を再確認するための受講・受験が推奨されます。

 ※参考:NPO日本はんだ付け協会 
     はんだ付け講習検定
 
ご指導の前に正しいはんだ付けについて再確認のために 受講・受験をご検討ください。

また、「観るだけでわかる!はんだ付け基礎知識講座ver.3」と
「現場で役立つ最新はんだ付けテクニックと応用技術」の2本セットでの
お得な販売も行っております。
このセットを利用することで、5,000円お得になります。
基礎から応用まで、はんだ付け技術の全てを網羅したこのDVDセットは、
技術者だけでなく、指導者にとっても非常に価値のあるリソースです。

「観るだけでわかる!はんだ付け基礎知識講座ver.3」
「現場で役立つ最新はんだ付けテクニックと応用技術」2本セット


DVDに関するさらなる詳細情報やサンプル動画については、
私たちのウェブサイトをご覧ください。
こちらでは、基板実装やコネクタ・ケーブル教材など、様々なはんだ付け教育用の
教材もご紹介しています。

はんだ付けの技術は、電子製品の品質と信頼性に直結する重要なスキルです。
このDVDを通じて、はんだ付けのプロフェッショナルとしての道を
歩み始めることができます。
また、指導者の方々がより効果的な教育を行えるようサポートするための
情報とリソースを提供することを目指しています。

 

※2024年2月7日 記事リニューアル