※こちらの記事は2017年8月1日に公開した記事をリニューアルしたものです

基板改造作業

山市@はんだ付け見習いです。
今回は、基板改造作業の紹介をさせていただきます。

現在、基板の改造作業をしているのですが、
パターンカットや部品の実装、リード線の取り付けなど、
作業としては盛りだくさんといった、基板改造になっています。

 

 


パターンカット作業


銅パターンが、部品と部品の間にあります。

それをカットして、導通しないようにする作業です。
テスターでパターンカットが出来ているかをチェックをしています。

今回は、デザインカッターを使用して、パターンをカットしました。
簡単に銅パターンを切ることができます。
もちろんコツはいりますが…。

 

カットした部分です。
01

 



銅パターンを完全に切断・除去をしておかないと、
導通してしまい、不具合となります。

拡大しているので、わかりにくいですが、
実際にカットしている銅パターンは幅は0.5mm、
長さは2mmほどしかありません。

 

 

 

 


部品の取り付け作業




今回はチップ抵抗とダイオードの2つの部品の取り付けです。

ダイオードは縦にして実装、抵抗は片側はパターンに、
もう片方はリード線を取り付けています。



部品の追加とジャンパ

ダイオード側


02




チップ抵抗側

03

 

 

 



リード線はカプトンテープでとめてあります。

写真を見ていただいてわかるように、
ダイオードは縦に実装し、チップ抵抗は約1mmといった、
細かな作業になっています。※パターンを含めて2mmです。

リード線の被覆につきましては、0.6mm被覆を剥いて、
チップ抵抗にはんだ付けしています。

肉眼では確認が出来ないほど、細かな作業になっています。
このような基板改造の作業も、手がけています。