2012年4月22日
Makeという雑誌をご存知でしょうか。
面白い電子工作が載っている雑誌なのですが、
この中に、鶏卵スピーカーというものが掲載されていました。
これを読んで、
「ダチョウの卵やったら自分でも作れるかな?」
と・・
去年の夏、秘かにダチョウの卵を4つ注文してありました。
(福田組で購入しました)
それから、5cmフルレンジスピーカーユニットも
4つ注文してありました。
それから、数ヶ月・・
買ったことも忘れていたのですが、
21日の土曜日に、妻がキッチンで使用している
ipod用のPC用スピーカーの「音が出なくなった!」
と修理依頼がありました。
ここで、「はた!」と思い出しました。
「ダチョウの卵があったなあ・・」と・・
今週の日曜日は、大雨の天気予報で釣りにも行けず、
久しぶりにフリーです。
「やるか!」と気合を入れました。
スピーカーを設置するには、
元あった棚は薄くて、ちゃっちいので
以前、友人にもらったヒノキのまな板を使用することにしました。
(脚付きで長さ90cm 幅18cmに加工)
さて、ダチョウの卵の加工に取り掛かりました。
ダチョウの卵は、大人が上に乗っても割れないくらい硬く
厚みが2mm程度あり、セラミックのような感じです。
卵に直径5cmの円を描き、リューターに小さな丸ノコを取り付け
カットしていきました。
(これが一番しんどい・・)
後ろには、スピーカーコードを引き出す穴を鉄工用ドリルで開けました。
スピーカーには、縁に固定用の枠がありましたので、
鉄鋏でカットして、ヤスリで仕上げました。
スピーカの固定は、2液混合タイプのエポキシ樹脂を使用。
スピーカーの台には、紙粘土を使用しました。
アンプは、小型のデジタルアンプを高校生の息子からいただき、
(真空管アンプと交換)
セットしてみました。
正直、5cmのフルレンジスピーカーのことですから、
期待はしておりません。
試しに妻のipod nanoを接続して、綾戸智恵様を掛けてみました・・
「おおっ!」
「ええやん・・」
「意外にしっかり鳴る・・」
なんでも、卵のような形状のエンクロージャーは、
スピーカーから出た音が、バッフル面で干渉しないので、
小さな音でも遠くまで届くそうな・・
結構、いろいろ卵型スピーカーが出ていますが、
本物の卵を使ったスピーカーはないようです。
時間のある方はゴールデンウイークに工作してみては
いかがでしょう。
「私も欲しい!」と娘に頼まれましたので、
私も、GWにもう1セット作ることになりそうです。