こんにちは、はんだ付け職人です。

先日、同志社の岩倉キャンパスにてはんだ付けの講習会を
行いました。

ご参加下さったのは、京都、大阪、兵庫の中学・高校・大学で 
技術・工業系を指導されている先生方です。

ブログの記事はこちら
https://godhanda.co.jp/blog/52253196-2/
学校の教育現場でも、環境や健康の負荷のことを考慮して、
鉛フリーはんだを使って、はんだ付けの授業を
されているとのことですが、

生徒さんはもちろんですが、先生方も鉛フリーはんだには、
苦労されています。

そこで、「一度プロの話を聞いてみよう・・」
ということで、講習会が開催されたわけです。


実は、こんなことがありました。

私の息子と娘も去年、中学、高校ではんだ付けの授業を
受けておりまして、完成した照明器具やラジオを
見せてもらいました。

「なんやこれ?」
「はんだ付け職人の子が、これではあかんやろう。」

鉛フリーはんだが使われていますが、
ひどい仕上がり状態でした。

「DVD観たやろ?」
「1,2,3,4ってやったか?」

娘曰く、(娘は滋賀県の公立中です)
「私は先生に言ったけど、それはダメって言われた・・」

「ハンダゴテはどんなやつ?」
「ああ・・やっぱり・・」


そうです。
学校によっては、先生ご自身が学ばれた当時のまま、
正しい知識をもたれないまま、指導をされているケースが
多いようです。

おそらく、ン十年前のままです。

このような前知識がありましたので、講習ではハンダゴテの選び方、
コテ先の選び方を重点に、

いかに道具選びが重要なのかを解説しました。

「いかに 技術が優れていても、道具の選定が間違っていれば
良い半田付けは 出来ません」

しかしながら 学校現場のお話を伺うと、
先生方が 道具の選定に問題があることを分かっておられる場合でも

「予算」の壁があって、温度調整機能付きのハンダゴテを
導入するのは難しいようです。


このため、同志社の先生は、ご自身のポケットマネーでハンダゴテを
数本購入してこられまして、
「どれが良いでしょう?」となんとか、良い授業をしようと
考えておられました。

この時は、goot製の¥3,000円代の温調付きハンダゴテを
(コテ先温度300℃設定)お勧めしましたが、

※ちょっと温度低いですね。

未来の「ものつくり」を担う子供たちに、
正しい技術を学んでもらうために

コテ先温度が350℃程度で、子供にも使いやすい大きさの
安価なハンダゴテがあればいいな・・と切望します。


さて、今回の講習で先生に受けた技がありました。
前回の1級検定の講習でも

「え!?なんで?」

と、たいへん驚いていただいたので紹介します。

※どうしても修正が出来ないので「どうしましょう?」と
 助けを求められましたので・・


特に、鉛フリーはんだを使用するときに有効です。

小さめの1005~2012サイズのチップ部品で特に有効です。

セルフアライメント効果を上手く使った修正です。
溶かしたはんだに部品をそっと浮かべるイメージで
コテ先を当てます。

原理がわかってしまえば、簡単です。
youtubeの映像はこちらです。

ご参考まで。


では、明るいはんだ付けを!