こんにちは、はんだ付け職人です。

今日は、一昨日7月25日発売に出版された新刊についてのご案内です。

タイトルは、
目で見てわかる はんだ付け作業(鉛フリーはんだ編)です。

前著(目で見てわかる はんだ付け作業)では、
共晶はんだを対象に、はんだ付けの基礎知識を
吸収していただく本であったのに対して、

今回の鉛フリーはんだ編では、タイトルどおり
鉛フリーはんだに関する基礎知識と
道具選び、作業改善について書きました。

「なぜ、2冊に分けたの?」
「一緒にすればいいじゃん?」

という、ツッコミもあるかと思いますが、

現状のはんだ付け業界では、あまりにも誤解や
間違った常識が蔓延しすぎているため、

一緒にしてしまうと、新たな誤解を生むことになる可能性がある・・
と考え、出版元の日刊工業新聞社さんに強く訴えまして、
分けていただいた次第です。

共晶はんだでは、常識とされていた作業手順が
鉛フリーはんだでは使えなかったり、

趣味で使用される共晶はんだに、鉛フリーはんだに使用するような
高機能・高性能で高価なハンダゴテが、
誤って勧められたりすることを防ぎたかったためです。

このため、新刊の鉛フリーはんだ編では、
前著で、解説していた、基礎的な部分は省略されています。

鉛フリーはんだ編をお読みいただく前に、
前著をお読みいただき、基礎知識を学んでいただかないと、
意味が理解できない部分があるかもしれません。

前著はこちら(amazon)【好評につき3刷になりました】


鉛フリーはんだに関しては、学術的な書籍は出されていますが
実際の作業に役立つ本は、ほとんどないと思います。

一度、チェックしてみてください。

目で見てわかる はんだ付け作業(鉛フリーはんだ編)
Visual Books 野瀬昌治 著 (日刊工業新聞社)
【ISBN 9784526067228】 定価(本体¥1,600+税)



既にAmazonで予約できるようです。


では、明るいはんだ付けを!