こんにちは、はんだ付け職人です。

今日は、皆さんにすごい方を紹介しましょう。
渡辺勝明さんという方なんですが、この方は全盲です。

渡辺さんは、視覚障害者(主に全盲)の方に向けて、
OSやPC環境に関する有益な情報を発信されていたようですが、

ご自身の趣味である電子工作に関する情報も
発信されています。

その中に「全盲のはんだ付けの方法」という項目があり
ご自身で工夫してはんだ付け作業を行い
電子工作を楽しまれている様子を綴っておられます。

私自身、はんだ付け作業を視力に頼っていたこともあり
はじめてメールをいただいたときには驚きました。

「仕上がり状態はどうやって確認するのか?」
「はんだ付けポイントにどうやってコテ先を誘導するのか?」

など、教えてもらいたいことが山ほどあります。

※例えば、フィレットの形状確認は、指先、爪先、舌を使って
 行っておられます。

こちらに、渡辺さんが、どのようにしてはんだ付けをされているのかが
文章で公開されています。
//k.d.cbz.jp/t/7a06/90h0zhy0qgrwkbivw1
こちらに、渡辺さんが実際にはんだ付けをされている
動画が公開されています。(youtube)



この映像を観て、私が気づいた点は、
セロテープを3Mのマスキングテープに替えれば
簡単に手でカットできますし、粘着物も残りにくい。

また、コテ先を当てると溶ける恐れのあるものも
このテープを貼っておくと保護することが出来る・・
といったものでした。

皆さんも、「こうすればよいのではないか?」
「こういう道具があるよ」といった情報がありましたら
youtubeのコメント欄へご記入お願いできないでしょうか。


では、明るいはんだ付けを!