こんにちは、はんだ付け職人です。
今日は、皆さんにすごい方を紹介しましょう。
渡辺勝明さんという方なんですが、この方は全盲です。
渡辺さんは、視覚障害者(主に全盲)の方に向けて、
OSやPC環境に関する有益な情報を発信されていたようですが、
ご自身の趣味である電子工作に関する情報も
発信されています。
その中に「全盲のはんだ付けの方法」という項目があり
ご自身で工夫してはんだ付け作業を行い
電子工作を楽しまれている様子を綴っておられます。
私自身、はんだ付け作業を視力に頼っていたこともあり
はじめてメールをいただいたときには驚きました。
「仕上がり状態はどうやって確認するのか?」
「はんだ付けポイントにどうやってコテ先を誘導するのか?」
など、教えてもらいたいことが山ほどあります。
※例えば、フィレットの形状確認は、指先、爪先、舌を使って
行っておられます。
こちらに、渡辺さんが、どのようにしてはんだ付けをされているのかが
文章で公開されています。
http://www.watakatsu.com/denshi/handa.html
こちらに、渡辺さんが実際にはんだ付けをされている
動画が公開されています。(youtube)
この映像を観て、私が気づいた点は、
セロテープを3Mのマスキングテープに替えれば
簡単に手でカットできますし、粘着物も残りにくい。
また、コテ先を当てると溶ける恐れのあるものも
このテープを貼っておくと保護することが出来る・・
といったものでした。
皆さんも、「こうすればよいのではないか?」
「こういう道具があるよ」といった情報がありましたら
youtubeのコメント欄へご記入お願いできないでしょうか。
では、明るいはんだ付けを!