こんにちは、はんだ付け職人です。

今週はとても久しぶりに糸はんだのインプレッションです。

ちょくちょくステンレスへのはんだ付けを
依頼されるのですが、今回は

「鉛フリーはんだを使えないか?」

というご依頼でしたので調べてみました。

数年前ならこうした情報はまったくなかったと認識していますが
さすがに技術の進歩は早いですね。
見つかりました。

石川金属株式会社の 【J3-ESK-3】という
難母材用のはんだです。

メーカーのHPから引用しますと

—————–以下引用——————–

安定なフッ素系活性剤を用いることにより、
難母材(ステンレス、鉄、ニッケルなど)の部品及び
酸化が進んだ銅、黄銅、真鍮部品などの
全くぬれなかったりやぬれにくい部品に対しても、
良好なはんだ付け性を示します。 ~

~ フラックス残渣の腐食性に関しても、
フッ素系活性剤を適量添加することにより、
非腐食性の無洗浄対応が可能になりました。
旧MIL規格のRA級に合致し、JIS-B級相当品の信頼性を有します。

—————ここまで———————–

さっそく購入して試してみました。
参照
//k.d.cbz.jp/t/7a06/90qxz4y0pgmfy4xo0d
SUS304のバネと板を接合したものです。

銅線や銅板を接合するような
キレイなフィレットは形成できませんが

引っ張ってみても外れるようなことはありません。

330℃、360℃のコテ先温度で
それぞれ試してみましたが
作業性に違いはありません。

応力の掛かるような箇所にはお勧めできませんが
ステンレスでもはんだ付けできることを知っていれば
はんだ付け応用の引き出しがふえるのではないでしょうか。


では、明るいはんだ付けを!