※こちらの記事は2010年5月12日に公開した記事をリニューアルしたものです
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『MH23SワゴンRスティングレーの
オートエアコンのLED打ち替え(LED交換)を試みましたが、
3箇所点灯せず、液晶部分の表示もおかしく、
ほとんどが表示されている状態になってしまいました』
というメールをいただきました。
早速基板を診断してみます。
ほとんどの箇所で「イモハンダ」の状態が確認できました。
ハンダの馴染み不足です。
・ハンダが馴染むために十分な熱容量が不足している
・ハンダコテの温度が高すぎて糸ハンダに含まれているフラックスが瞬間的に蒸発してしまうetc
の理由があります。(くわしくはメルマガはんだ付け講座を御覧下さい(登録は無料です))
それではまずLEDの取り外しです。
点灯している箇所もあったようですが、LEDという部品は非常に熱に弱い部品です。
もしもの事も考えて一旦全部取り外し、再度新しいものに全て交換することにしました。
(LED自体はそれほど価格も高くないので全て交換する、より確実な方がイイです。)
ハンダコテ2本を使って取り外します。
取り外したLEDは使用しないのでコテ先温度は~360℃ぐらいでかまいません。
パターンに付着したハンダを吸い取り線で除去します。
フラックスの残りかすがあまりにも付着している場合はこれも洗浄液で除去します。
慣れてしまうとこの辺の作業は自分のやりやすい範囲で省略してもいいのですが
慣れない方は常に基板をきれいな状態にキープしておく方が
作業が進めやすく美しいはんだ付けができます。
LED交換(LED打ち替え)後 点灯チェックの様子です。
今回はブルーとホワイトに変身しました。
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