クラウン①

















クラウンECUのコンデンサ交換です。パッと見た感じは膨張もしていないし『大丈夫かな…』と思いましたが顕微鏡で確認するとけっこうな液漏れと基板の腐食が確認できました。
クラウン③


































まず全てのコンデンサを取り外します。リードをカットして抜き取る方法・K型のコテ先を使って抜き取る方法など取り方には色々ありますが好きな方法で取り外します。基板の腐食はスルーホールを中心に広範囲に広がっていました。腐食した部分・漏れた電解液をそのままにしておくと腐食がどんどん進んでしまいます。カッターナイフでこびりついた汚れをこそぎ落とし洗浄液で払拭すると銅箔部分が現れます。回路に注意して(ショートさせないように)ハンダを薄く流していきます。銅部分がハンダで覆われる事でコーティングの役割をしてくれます

クラウン②




































腐蝕部分の保護ができたら新しいコンデンサをハンダ付けしていきます。(極性に注意します)前回と同じように樹脂コーティングの代わりにエポキシをつけて保護&補強をして完成です。