DAコンバーター


















DAコンバーターのプロッセッサを交換します(写真の丸印のものです)今回の場合は大小2つの基板がケーブル線でつながっているので、交換する前にケーブル類を必要ならマスキングで保護しておくと最悪の事態(ハンダコテがちょんとあたった…)は防げます。また、無理に引っ張ってコネクタを取ってしまったり、線が抜けてしまわないようにどんな構造になっているかしっかり確認しておきます。面倒がらずに下準備もきっちりするのが作業を快適に行うコツですね…。

DAコンバーター①


































次にプロセッサの取り外し、といきたいところですがどうも周辺の電解コンデンサがコテ先にあたると危険な感じなので極性を確認(デジカメ撮影)してから取り外します。腕に自信がある方はここを省略していきなりプロセッサの取り外しにかかっても大丈夫です。

コンデンサが取り外せたら(今回はK型のハンダコテで取り外しました)プロセッサに低温ハンダ専用フラックスを4方に塗布します。次に低温ハンダを溶かしながらグルッとコテを当てて温めていきます。しばらくするとプロセッサがグラグラ動いてくるのでピンセットでつまむと簡単に外れます。

DAコンバーター②jpg


































基板に残った低温ハンダを吸い取り、1度洗浄液でフラックスも除去してクリアな状態にしてから交換用プロセッサをハンダ付けします。極性・ショートの有無がしっかり確認できたらコンデンサを元通りにハンダ付けした完成です。

が、この改造その①としたのはその②に続くからです…。その②は以前にアップした『デジタルオーディオプロセッサー PXA-H701 オペアンプの交換』+αです。近日アップします。