6・30 ①





















今回はとても気合いのいる依頼でした。デジタルカメラの液晶表示部の基板に
接続していたフィルムケーブルがプッツリ断線してしまっています。

6・30 ②





















極細ジャンパー線を使って回路を修復していきます。と、簡単に書いていますが
この作業はかなり難易度の高いもので、

まず片側のハンダ付けです。ジャンパー線をピンセットで固定ながら
細めのコテ先を使ってハンダ付けします。次に反対側もハンダ付けしていくのですが、なにせ極細、コテ先をチョンとあてただけで瞬時に熱が伝わって
ハンダ付けが出来ているほうがポロッと取れてしまいます。

取れてしまうのを防ぐために一瞬だけコテ先をあてると今度はハンダがきれいに馴染まない状態になってしまいます…。ピンセットで固定できるのはどんなマジックを使っても1ヶ所です…。釜じい(千と千尋の…)のようにあと何本か手もしくは指が欲しいと思った瞬間でした…

6・30 ③






















四苦八苦なんとか全てのジャンパー線をつなげました!繋げたジャンパー線がショートしないように「カプトンテープ」を使って絶縁保護します。
後日とってもうれしいメールを頂いたので一部紹介します

☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆

ありがとう御座います 液晶画面が1年ぶりに息を吹き返しました。
とても感謝です!

  ゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.