※こちらの記事は2009年5月13日に公開した記事をリニューアルしたものです
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自動車のナビパネル基板のLED交換(LED打ち替え)です。
つまみの周りを青色、その他を白色、計40箇所の交換です。
まずは もともと付いていたLEDの取外しです。
ハンダコテ2本を使用して外すのですが、
外したLEDを再度利用する場合はコテ先温度に注意してください
(LEDは熱に弱い部品です300℃を目安にして下さい)
この時LEDの極性をしっかり覚えておかないとあとで大変です…
次にLEDが取れた電極(パターン)の片側のハンダをWICK(ハンダ吸い取り線)
で吸い取り、片側に仮ハンダがある状態にしておきます。
こうする事によってLEDを浮かずに付けることが出来ます。
仮ハンダと反対側もハンダ付けしてやり、フラックスを塗布して
両サイドのハンダを仕上げていきます。
コテ先温度は300℃を目安に と先ほど書きましたが実際にハンダ付け
作業を行う際に300℃という温度はハンダが馴染んでくれないことがよくあります。
ハンダ自体が熔けない温度ではないのですが、
母材に熱を奪われるため ハンダが熔けないという現象が起こります。
今回は窒素フローハンダコテ(HAKKO製)を使用しました。
「そんなに専門的な道具がないが自分で挑戦したい」 という場合は
家庭用ドライヤー等を使用して工夫してみましょう。
(弊社でも窒素フローハンダコテ導入以前にはいろいろ試していました。
興味のある方は過去のブログを御覧下さい…)
無事に青色・白色とも点灯しました。
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