8a781ab5.jpgマザーボードのコンデンサ交換手術です。今回も小型噴流DIP槽を使用します。

写真を見ていただくとよく分かると思いますが、交換前のコンデンサはかなり膨らんでいて液漏れを起こしている状態です。こんな場合は液漏れを起こしてしまったコンデンサと同じμF、Vのものも一緒に交換してしまったほうがいいです。

手順としては
★コンデンサの挿入してある方向:極性をしっかり見ておいたり、メモを取ったりして覚えておく。(頭の中だけに頼っていると以外に忘れてしまいます、メモを取った方がいいです)

★基板を裏返して両リード以外の場所に吹き上がったハンダが付着しないようにマスキングでしっかり養生する。

★噴流が当たる場所全体にフラックスをたっぷり塗布する。こうしておくと後の掃除がとても楽です。フラックスは「多いかなぁ」ぐらいに塗布するといいですね。

★ハンダが吹き上がってしばらくするとコンデンサが動くので
スッと抜いて交換用のコンデンサを挿入する

といった感じです。あとはフラックス洗浄液で掃除をすれば完了です。