データがとんでしまい書き換えと取り付けを メーカー修理の依頼をした回答が『基板パターン上の余分な半田を除去して確認したところ、パターン7本の断線が起こっており、修復する意味が無いと判断するに至りました。ランドが無い箇所もあるので、半田付け出来る箇所のみソケットを半田付けし、新たなBIOSROMを装着することは可能ですが、動作はしません。』
という内容だったので弊社に連絡を頂いたのです。とりあえずとれたＢＩＯＳチップをハンダ付け後にジャンパー線を使って断線したパターンの処置をします。修復は充分に出来ますね。
断線したパターン上のピンにジャンパー線を仮ハンダし、もう片方を断線したパターンと回路がつながっているところまでとばしてハンダ付けします。しっかりハンダが馴染んだら仮ハンダ側も仕上げます。この作業を７箇所してやれば修復はできました。
メーカー修理やＰＣ専門の修理でもこういった難しい半田付けはあまり行っていない事が普通なので今回のように修復不能と 言われてしまいますが思い当たるものがあれば弊社に一度ご相談下さいね。（故障原因の特定は出来ませんので予め原因がはっきりしているものになります…）
