こんにちは、はんだ付け職人です
今週は、直接はんだ付けの話ではないんですが
知っておくと便利なLEDの点灯チェックについてのお話しです。
自作でLEDを交換される場合や、実装ラインなどでも
LEDの極性や点灯チェックの必要性がちょくちょく
あるかと思います。
特にLEDは熱に弱いですから、はんだ付け時の熱で壊れてしまうことが
よくあります。LEDを自分で交換してみたものの
「果たしてこのLEDは大丈夫だろうか?」
「このまま組み立ててもLEDが点灯しないと、また分解しないと・・」
といった時に私が使っている方法です。
また、もう一つLEDはその色によって極性が異なる場合があります。
LEDの形状だけで極性を判断していると
「赤色だけは全部逆だった・・・」
といったことが発生します。
こういう場合に、1個だけでも点灯させて極性をチェックしておくと
間違いが防げます。
はい、具体的方法なんですがひとつはテスターを使う方法です。
テスターのダイオードのマーク (矢印に線ですね)
にダイヤルを合わせて+―のテスター棒をLEDの+―に
接触させると、チップLEDの出力の弱いものなら
弱く光らせることができます。
これだけで、極性のチェックと点灯チェックが可能です。
しかし、出力の大きいものや砲弾型のLEDでは
パワーが足りないので点灯させることができません。
そこで、私は【LEDを1本の乾電池で点灯させるキット】
というものを購入してLEDを繋がずに、代わりにリード線を
接続して、LED点灯チェックに使っています。
ただし、出力の弱いものに使うとLEDが壊れてしまいますから
最初にテスターでチェックして、点灯しなければこのキットを使う・・。
という順番にしたほうがいいですね。
小技としてお役に立てば幸いです。
では、明るいハンダ付けを!