※こちらの記事は2008年2月1日に公開した記事をリニューアルしたものです

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今回は基板の状態ではなく本体のまま修理していきます。
前にも一度行ったケースですが、
まずマスキングでしっかり周りを養生します。
(ホントにしっかりしないと慣れないうちはかなりの確立で
ハンダコテでプラスティック部分を溶かしてしまいます。
特に顕微鏡を覗きながらの作業では十分に注意が必要です)

 

 

 

 

 


幸い今回はメモリスロットの外側部分のみ割れが確認されたので
内側のとっても難儀な箇所(幅の狭い内側です)は そっとしておきましよう…

写真を見ていただくとわかるように
ハンダ割れを起こしている部分だけではなく全体的にかなりハンダの量が少ないので
ドライヤーで温風を送りながらフラックスをたっぷりつけて周辺に注意しながらハンダを足していきます。
そのままハンダをしようとしても、基板全体が暖まらないのでハンダがなじんでくれません。

これが基板がむき出しの状態だと、基板の下からホットエアーで温風を送りながらの作業になります。 
今回は家庭用のドライヤーを使用しましたが
ピンポイントで使用するので80度ぐらいの温風で十分です。
ただし!糸ハンダを供給する左手はものすご~く熱いです!
なので、糸ハンダをかなり長めに持っての作業になりますので調度いい量に
供給するのが難しいです。
ハンダの量を増やせたらもう一度フラックスをたっぷりつけてきれいになじませて完成です。

 

☆お客様より

今回は大変有難うございました、
お蔭様で「死んだ」と思っていたノートPCの調子もよくなりまして、
少なくともお願いする前に多々発生しておりました「致命的なエラー」(ブルースクリーン)
の症状が完全に消えましたので、間違いなく今回お願いいたしました半田の効果が
劇的に上がっているものかと思っております。
諦めたりする前に野瀬様に修理をお願いして本当によかった…そう思っております。

改めまして心よりの御礼申し上げます。
この度は、大変ありがとうございました。
またなにかありましたら、どうぞ宜しくお願いいたします。

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