※こちらの記事は2017年5月12日公開した記事をリニューアルしたものです
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今回のご依頼品は・・・
リズムマシン AIRA TR-8
シンセサイザーなどの電子楽器で有名なローランドのAIRA TR-8です。
名機と名高い同社のTR-808やTR-909のアナログ回路をデジタルでシュミレートしており、
デジタルながらアナログ機のようなサウンドが出せるとのこと。
ダンスミュージックやラップ、トランスやなんかのアーティストが使っておられる機材のようです。
そして今回のご依頼主様ですが、なんといーえるP様です。
ニコニコ動画などの動画サイトで活躍されていてボーカロイドで曲を作っておられます。
オリジナルはこんな感じのものです。一部を除いてLEDが緑ばかりです。
ご依頼主様はこの緑一色から白やオレンジを用いたカラーリングを希望されました。
昔ながらの緑色から白や青に変えるときの注意点としてどれだけの電気が流れているのかと
いう問題があります。
詳しくはマルツオンライン様のHPで説明されています。
要するにLEDによって動作に必要な電気の量が違うため、
ただ交換しただけだと光らない、光が弱いといった問題が出る場合があります。
これは回路にどれくらい電気が流れているのかが不明なため
実際に交換して光らせてみないと分かりません。
またLEDも同じ色、例えば白でも純白もあれば青っぽい白だったりと色に違いがあります。
同じメーカー、同じ品番でもロットが変わると色が微妙に違うことも・・
カタログ値だけで選定すると色むらの原因となりますので極力同じメーカー同じ色のLEDで打ち換えしなければなりません。
今回は弊社で自動車のメーターパネルなどの交換用に使用している
高輝度LEDで交換させていただきました。
円形に配置されている砲弾型LEDで若干光が弱いですが他は綺麗に光っています。
☆費用については、LEDの交換費用を参照してください。
冒頭でも触れましたが、この機材はTR-808を再現できるモデルです。
弊社でのLED交換作業の後、いーえるP様が更にケースに手を入れて、
外装もTR-808風にカスタムされたそうです!
雰囲気ががらりと変わっていますね。
カスタマイズの工程ではんだ付けがネックになった!!
そんな時はお気軽にこちらからお問い合わせ下さい。