IODATA18日①


















IODATA製 NVBTH2Dのノイズ対策ジャンパー作業です。NVBTH2Dとは… Bluetooth(R)機能非搭載のカーナビがBluetooth(R)機能搭載の携帯電話機と接続できるようになる、カーナビとBluetooth(R)搭載の「音楽再生機能付き携帯電話機」や「ポータブルオーディオプレーヤー」などの機器とのワイヤレス接続が可能になる機械…らしいです。

このNVBTH2Dというものが、携帯電話で通話時にノイズがひどく、今から行うジャンパー作業によってノイズが軽減されるそうです。


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写真↑①と③をジャンパー線で繋ぐ、ただそれだけの事なのですがやはり日常からハンダ付けに触れていない方には少し細かくて難しい作業のようで最近よく作業依頼をいただきます。ジャンパー線を少し固めのものにする(余ったリード線など)、ピンセットは工作用のものを使用する(救急箱に入ってるやつはやめてくださいね…はんだ付け職人はHOZAN P-894というものを使用しています)

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このブログにもハンダコテの重要さ、熱容量の話などをしてきましたが、今回のようなかなり細かい作業で忘れがちですが重要なのは『ピンセット』です。こいつがしっかりした頼りになるヤツだとかなり簡単に作業を進めることが出来ます。1度 マイ道具箱をながめてみてください…。

さて、肝心の作業のほうですが U字型に曲げたリード線を①にハンダ付けし(①の方がコテが当てやすいので失敗しません)しっかりハンダが馴染んだらピンセットでリード線をしっかり固定し③とハンダ付けします。コテとピンセットを持ったら糸ハンダの供給は?そうですね、カッターナイフで細かく切っておいたものを予め置いておく、予備ハンダをリード線、③のピンにしっかりめにしておきコテを当てて仮ハンダの状態にしてからしっかりハンダを馴染ませる…、いろんな方法があります。ハンダがしっかり馴染んでいるか、ハンダくず・ハンダボールの有無をしっかり確認してフラックスを洗浄液で除去して完成です。