※こちらの記事は2009年2月23日に公開した記事をリニューアルしたものです

 

 

・‥…━━━☆手術依頼の内容・‥…━━━☆
マイクロスコープにて半田割れによる足浮き確認

 

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ということで ハンダを修正していきたいと思います。

写真の「ハンダ修理前」と「ハンダ修理後」を見比べてみると分かるように
全体的にかなりハンダ量が少ないです…。
どうしてこんなに仕上がりに違いがあるのでしょうか?

 

ノートパソコンの基板(マザーボード)は、
手ハンダではなく機械によって大小さまざまな部品が取り付けられ
(ハンダを溶融接合して)大量生産されています。


もちろん電子部品の大きさはまちまちですから、
当然部品によっては熱容量が不足してハンダが完全に溶融しない半溶融状態で
ハンダ付けされている箇所が発生する可能性は充分にあるわけです。
特にメモリスロットのような比較的大きい部品によく発生しているようです。


こういったものはもちろん厳密な検査の後 
出荷されており不良品ではありません。
ところが、増設メモリのように
出荷後に人の手によって直接力が加わるような箇所のハンダは、
スレスレでキープされていた電気的導通に負荷が掛かることによって
気づかないうちに割れたりヒビが入ったりすることがあります。


こうして起動が不安定になったり、フリーズしたり、
増設メモリを認識しなくなってしまうのです…。
「何かおかしいな?」と思ってメーカーに修理に出しても
こうしたハンダ割れは肉眼では見えないので原因不明になり
マザーボード交換という高額になってしまうことがほとんどです。


が、Dr.はんだ付け職人の手術ではハンダの修正で復活します!

ホットエアー(170℃)で温めながらハンダを足していきます。
次にフラックスを塗布してハンダをきれいに馴染ませた後、
フラックス洗浄液でフラックスをきれいに除去すれば完成です。


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