皆様こんにちは。はんだ付け職人の大堀です。
今回は「はんだ付け」のみならず、ちょっと変わった(へんな)作業例として「ユニット組立」作業をご紹介いたします。

「ユニット組立」とは、はんだ付けを行った配線済み回路を組み込んで、組み立て上げる作業になります。
などと言うと何やら大そうに聞こえますが、実際は一種の機能部品を作ります。

はんだ付けで配線を接続したスイッチやコネクタ、ボリュームなどの部品を一式まとめてセットして組上げるのですが、細かい作業ではあるものの、元々細かい「はんだ付け作業」を行っているのでさほどの苦労ではありません。

が、外装の状態にはとても神経を使って配慮を行います。
装置の動作(回路配線)が一番重要ではありますが、新品なのに見た目がキズだらけではさすがに納品することを躊躇します。(日本人であれば普通に感じる所ですが)

ご紹介するのは毎年ご依頼を頂いている製品で、一般ではあまり見かけない特殊な放送装置や防災・消防設備に関する事例です。

この様な鉄製の小箱の中に回路を仕込みます。

はんだ付けが終了しただけの宙に浮いたような回路の状態であるよりも、このような牽牛なケースに収まった状態で納品をご希望される場合が多々ございます。
もちろん弊社としてもこのようにユニットの状態で納品する方が、はるかに信頼性が高いです。

もし、このような作業ご依頼をご検討中でございましたら、是非一度ご相談頂ければと思います。
スタッフ一同お問い合わせをお待ちしております。