こんにちは。
はんだ付け職人の大堀です。
今回は国産車のリレー修繕です。
今でも人気車種のランクルですが、40系(1960年~1984年製造)と言うと、なかなかコアなオーナー様だとお見受けいたしました。
その車のフューエルコントロールリレーが故障したとの事。
部品の保守期間は当然過ぎており、交換部品が手に入らない。。。
まさに旧車あるある。「チーム旧車に光を!」の出動です。
これが実際のリレーユニットの写真です。今では少なくなった日本製です。
中を取り出してみると、
赤色の線で囲った部分のリレーが動作しません。
今では考えられないくらいモロ剥き出しの状態です。
診断の結果、リレーの接点部分が壊れているのが原因でした。
同じ部品は入手できないのでモールドされた現代ものを代用して組み込みます。
もちろん、電解コンデンサの寿命は既に尽きていると思われますので交換します。
よく見ると、なんと85℃品!? 迷わず105℃品に交換です。
これが修復したリレーユニットです。ちょっと不格好に見えますが動作は完璧。
無事、旧車の機能を回復することができました。
旧車に多いトラブルの一つにリレーの不具合があります。
たまに動かないとか、急に動作しなくなったという場合の大抵はリレーユニットが怪しいです。
もし、このような不具合にお悩みの場合は一度ご相談下さい。
できる限りの熱意をもって最大限対応させて頂きます!
お問い合わせはこちらまで。
ウィキペディア様より拝借