こんにちは!
はんだ付け職人の大堀です。
今回も旧車シリーズです。
130系クラウンのV8(ガソリンが沢山いります)。バブル時代のトヨタフラッグシップカーです。
たま~にお問い合わせ頂くのがこれら高級車に搭載されているマルチビジョン(LCD表示タイプ)の不具合修繕に関するご依頼です。さすがにCRT表示タイプのものは最近無くなりましたが、LCDタイプはまだまだ現役です。
早速中を開けると、基板がギッシリと詰まっていました。
それらの中でLCD周辺に関わる部分の部品を調査した所、何点かのトランジスタやダイオードに異常が見られ、電解コンデンサも既に四半世紀ほど経過していますので寿命が尽きていますから全数交換します。
実車に再登載して確認頂いたところ、不具合は解消され画面もクッキリと映って無事に復活しました。
ご依頼者様には大変お喜び頂き、「チーム旧車に光を!」も嬉しい限りです。
今回の費用は14万円程かかりましたので復活して何よりですが、必ずしも修理できるとは限りません。
旧車に関する修繕作業は非常にリスクが高いご依頼ですので、ご検討頂く際には十分リスクをご考慮頂いてからご依頼をお願い致します。