こんにちは。
はんだ付け職人の大堀です。

梅雨が明けて一気に真夏モード全開の毎日ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
TOKYO2020もコロナに負けじと開催され、お家で観戦という方も多いことだと思います。

はい、例にもれず私も家で「お茶の間最高!」と言いながら快適に観戦しております。
と、ふと思い出したのがちょうど一年前にリビングのエアコン(室外機)が動作しなくなって、
慌てて電機屋にエアコンを買いに行ったことです。

去年も猛暑でエアコンが無くて、ネットで探しても取り付けは10月以降だとか。
(もうその頃には不要です)
方々探してやっと手に入れた経緯があるのを思い出しました。

で、何?とおもわれると思いますが、15~20年経過した家電製品の多くは電解コンデンサの容量抜け(電解液の液漏れ)などで、動作がおかしくなってきます。

しかし、これは調子が悪くなる事例の50~60%の話で、それ以外は原因不明(部品故障、基板腐食など)でメーカでも修理してもらえません。

実は休日の二日間を使って、そのエアコンの室外機を分解し、大方の処置を試みたのですが復活しませんでした。

特にエアコンの室外機の場合は雷などのサージで回路がダメになる事が多いため、新しい機種でもメーカは基板を総取り換えします。
(人件費を考えると合理的な処置ですが、持ち主からすると費用が心配です)

20年前のエアコンになると交換基板もありませんのであきらめることができますが、
10年くらいの使用であれば何とかしたくなる心情も理解できます。

しかし、上記の理由で部品数点の故障を見つけて直しても、安く修理することは難しいのです。しかも次は違うところが多分壊れます。
(全体的に劣化して行きますから壊れるのも順番です)

白物家電が壊れた時は、潔くあきらめて新しいものを入手されることをお勧めします。
過去に一か月だけ快調に復活した例がありましたが、
一か月の延命治療費を次の購入資金に使った方が良かったのかも??