こんにちは。はんだ付け職人の入江です。
はんだ付け外観検査の良品見本、不良見本の作成のご依頼をいただきました
前回に引き続き 今回は、タレット端子の紹介をさせていただきます。
JIS規格の基準を元に1点1点丁寧に準備段階からハンダ付けまで慎重に行い
不良を検出するための見本を作成します。
良品見本
依頼内容・・芯線にキズをつけないこと
からげ方向は、みぎ巻きとする
はんだ線全体を薄く覆い線筋がわかること
はんだが端子及びワイヤに明らかなフィレットを形成していること
はんだ付け表面は、なめらかな光沢があり、濡れていること
ワイヤの端子からの突き出しは、1mm以下であること
ワイヤと端子の絶縁間隔は、1.5~2.5mm以下であること
1/2~1回巻き付けること
汚れがないこと
今回も 慎重に作業に取り組みました。😄
被覆かぶりの不良見本
巻き付け方向逆の不良見本
いもはんだの不良見本
巻き付け不足の不良見本
はんだツノの不良見本
はんだ盛り過ぎの不良見本
先端の突き出し不良見本
不良を作成するには、原因を理解していないと再現できないため 良品を作成するよりも難しくそれ相応の特殊技術を要します。
弊社で販売している基板教材や 実際に製造されている製品を用いたご希望の部材に発生しやすい不良を点在させ不良の種類や原因を明記した対応表の作成も可能です。
まずはお気軽にお問合せください。
こちらからご相談くださいませ!
ご連絡お待ちしております。
次回は、ラグ端子をご紹介させていただきます😃