こんにちは。はんだ付け職人の大堀です。
技能検定のステップアップに随時3級があります。
電子機器組立てといえば基礎級(ブログにアップしています)がありますが、
これとは違って格段に難易度が上がります。
↓これは実際に技能検定で使用される回路基板の部品です
さらに、基板回路の組立てのみならず、筐体(シャーシ)の組立ても含まれますので、
義務教育現場で言うところの最低でも技術家庭レベルの知識が必要です。
ボルト、ナット、ワッシャー、ワッシャースプリングを理解して組み立てないといけません。
(ナットには向きがあって、ワッシャー類の入れる順番も決まっています)
そして、
↓これが完成した状態のものです。
いかがですか?
いかにも簡単そうには見えませんが、
外国人技能実習生にはこれを組上げる実力を期待されていますので
企業の教育担当者様には頭が痛い所だと思います。
(ただ単に組上げるだけではダメですので)
そこで、弊社では少しでも教育担当者様のお力になれるよう
完成品のサンプル作りをしています。
お問合せをお待ちしています。
★☆★☆★ どうやって教育すればよいの?(2021.4.20)★☆★☆★
サンプルがあれば組み上がりの状態は確認できますが、
実際にはんだ付けや組立方法を教えるには大きな壁があり不十分です。
人に教えるとなると大変ですし時間もかかります。
基礎級でも自分自身がはんだ付けを理解していないと教えることはできません。
そのような時には組立方法の講習会を利用するのが便利で確実です。