※こちらの記事は2017年5月11日に公開した記事をリニューアルしたものです
Dsubコネクタへのはんだ付け
ラグ版のはんだ付けでは無かった
予備はんだという作業が新たに追加されました。
予備はんだの知識も間違っていた点がありました。
導線にはんだを付けるという意味だと思っていたこと、
後は、付いていればいいという考え方。
この二つが大きな間違いでした。
昔は導線の形状が見えなくなるほど、
はんだを盛っていました。
はんだを付けるだけなどというのは、
言ってしまえば簡単でした。
しかし、しっかりと導線に馴染むように、
はんだを流していかないといけないのが、
難しく感じたところでした。
実際に、共晶はんだと鉛フリーはんだで、
Dsubコネクタのはんだ付けをしてみました。
共晶はんだからはんだ付けを行ったのですが、
コネクタ部と導線との間に隙間が出来てしまいました。
顕微鏡を使用して確認しつつ、はんだ付けを行い、
最後の方では、きれいにはんだ付けすることが出来ました。
次に、鉛フリーはんだではんだ付けを行う際に、
顕微鏡でコネクタ部を見ながら、はんだ付けを行いました。
遠近感がとりにくくて気持ち悪くなりました・・・。
顕微鏡を使うことによって、
はんだの流れがよりいっそうわかりやすく、
正確にはんだ付けできると思いました。
なかなかDsubコネクタにはんだ付けする機会は無いですが、
導線の予備はんだ、はんだの流れ方というものは、
他のものにも応用が利くと思いました。
今後はチップ部品などのはんだ付けも控えているので、
覚えることが多いなと思いながらも、頑張っていきます。
使用教材
「コネクタ・ケーブルはんだ付け教材」