※こちらの記事は2017年5月10日に公開した記事をリニューアルしたものです
鉛フリーはんだ付け 基礎知識講習編
鉛フリーはんだに2種類の
はんだがあったことに驚きました。
初めて知った!そのようなものがあったんだ!
といった形で、本当に知りませんでした。
今までどっちを使ってきたのかが、
すごく気になった瞬間でした。
ほんと、どっちを使ってたのやら・・・。
その他にも、コテ先の食われであったり、
一番驚いたのは温度設定でした。
今まで、鉛フリーはんだを使った際の
設定温度は360℃を超えて使用していました。
知識が無いって怖いですね・・・と本当に思いました。
今までの鉛フリーの考え方をしっかりと
変えていかないといけないですし、
間違っていたことをはっきりさせていくことも
大切だとも思いました。
実際にラグ板へはんだ付けをしてみて
ラグ板に共晶はんだではんだ付けを行った時とは
まるで違うはんだ付けになったことがすごくわかりました。
今まで共晶はんだしかはんだ付けを
してこなかった訳ではありませんが、
明らかに違いがありました。
鉛フリーはんだの印象は、
溶けにくい、なじみにくいなどといったものでした。
共晶はんだほど、導線にすばやく馴染んでくれない。
尚且つ、溶けにくいがために、熱不足を起こしました。
その影響がはっきりと解ったのが、
糸はんだの太さを変えた時でした。
0.8の太さの糸はんだから、0.6へと変更したところ、
熱不足を解消し、うまくはんだ付けをすることが出来ました。
糸はんだの選び方も、はんだ付けをするにあたり、
重要なことなのだとわかりました。
今まではあるものを使う。これしかない。という
概念のようなものに取り付かれていましたが、
それが間違いだったんだと気づきました。
そんなこと知らなかったというのが本音でしたが、
それじゃこの先はやっていけないので徐々に覚えていきます・・・。
コテ先の温度も、よくあの温度でやっていたなと
気づけて良かったです。
多くの基礎知識や技術が、本当に必要なので、
ゆっくり確実に覚えていこうと思います。