こんにちは。はんだ付け職人の大堀です。
最近、外車に限らずウインカーのLED打ち換えのご依頼がある度に、
色の指定で混乱してしまうので新年早々、整理しました。
1973年11月30日
道路運輸車両法の保安基準改正より、
以降生産される車両の方向指示器の色は「橙色」とすることになりました。
「橙色」すなわち「オレンジ色」です。
弊社ではオレンジ色として一般的に流通しているLEDを使用しています。
例えば↓これ。
あれ?「黄色」と表現されていますよね。
そうなんです。電器業界では「橙色」は「黄色」とよく表現されます。
そのため混乱が起きるのですが、実際にこのLEDを発光させると、
橙色(オレンジ色)に点灯します。
また、「オレンジ色」ではなくて「アンバー色」で、と言われる方がおられますが、
実際に使用できるのは先の保安基準改正の通り「橙色」です。
ちなみに、アンバーとは琥珀のことで、黄色味を帯びた茶色とされています。
実際にはオレンジ色より暗い茶色のイメージになります。
(先の保安基準改正後に生産された車両では車検に通りません)
モニターで見ると色が変わってしまって、さらに混乱してしまう可能性があるので、
最もわかりやすいのは、昼間の街中を走っている車のウインカーレンズの色に近いのが、
上のLEDの発光色です。(クリアーレンズの場合もありますので注意!)
ご納得頂けましたでしょうか?
※[2019.10.15]こちらの記事は2012年9月21日に公開した記事をリニューアルしたものです
外車のサイドミラーウィンカーのLED交換(打ち換え)です。
元の色は赤色でした。
赤色のままだと車検が通らないようで、オレンジに交換のご依頼です。
交換前の色(赤色)を点灯したところです。↑↑
オレンジに打ち換え(交換)完了です。↑↑
今回は全部で22個の交換でした。
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