こんにちは、はんだ付け職人です。
先週は、メルマガをお休みさせていただきました。
何をしていたかと申しますと、
ひとつは、中学生の職業体験です。
地元中学のリョウ君とショウマ君が、
わが社に来てくれました。
https://godhanda.co.jp/blog/52190821-2/
たちまち、はんだ付けの実務をしてもらうわけにも
いかないので、5日間をかけて、「はんだ付け職人」を
養成することにいたしました。
まずは、DVD「90分でわかる! 本当のはんだ付け作業」を
観てもらって、基礎知識を学んでもらい、
用意した実技用の教材を使って練習をしてもらいました。
途中、中村文昭さんの講演DVDや植松努さんの講演DVDを
はさみつつ、人生のお勉強をしてもらいました。
最終日には、「はんだ付け検定」を受検してもらって
合格を目指します。
もうひとつは、7/27に出版予定の
「目で見てわかる 鉛フリーはんだ付け作業」の
原稿の加筆とゲラの校正です。
慣れない原稿執筆で、頭が沸騰しておりましたので
メルマガの原稿が書けなかった・・のが実情です。
昔は、小説家やエッセイストなんかのモノカキの仕事に
あこがれたものですが、ひとつの締め切りだけでも
焦燥感で仕事が手に付かなくなります。
「小説家にならなくてよかった・・」
と思いました。
さて、新書の内容ですが、基本的には
DVD「鉛フリーはんだ付け 特別講義編」に準じています。
目次は、下記のような構成です。
第1章 鉛(Pb)が環境に及ぼす影響
(鉛フリーハンダが導入されたわけ)
第2章 鉛フリーはんだの材質
第3章 鉛フリーはんだと共晶はんだの違い
第4章 鉛フリーはんだで注意しなければならない点
第5章 共晶(鉛入り)はんだとの分離について
第6章 鉛の汚染と信頼性について
第7章 鉛フリーはんだの仕上がり状態
第8章 鉛フリーはんだに使用するハンダゴテの選定
第9章 熱容量の考察
第10章 作業性を改善するために
第11章 特殊なハンダゴテ
ここへ、コラムが7つ入ります。
特に、第4章 鉛フリーはんだで注意しなければならない点や、
第9章 熱容量の考察なんかは、話を聞く機会があまりない
お話だと思います。
鉛フリーはんだを導入されている企業さんなんかには
1冊持っておいて欲しい書籍です。
さらには、ノセ精機のホームページを久しぶりにリニューアルしました。
https://godhanda.co.jp/
(※ノセ精機はゴッドはんだ株式会社に社名変更しました)
コンテンツが徐々に増えてきて、
どこになにがあるやら、わかりづらくなってきたので
メニューを増やしてわかりやすくしました。
今回のリニューアルでは、法人様向けのサービスの実例を
インタビュー形式でUPしました。
とても喜んでいただけて、私もとても感動しましたので
無理を言ってインタビューを申し込みました。
(泣ける?・・お話です)
法人様の場合は、秘密保持契約などの関係で
なかなか、生のお声をお知らせすることが出来ませんので
貴重な資料だと思います。
では、明るいはんだ付けを!